お店でよくあるQ&A

ここでは、お店でよくあるQ&Aをまとめています。
あなたが近くのお店に出かけるときにも役立つかも?

  1. 「これ、何割引?」or「あとどのくらい負かる?」

    A.よくある質問なのですが、実はほとんど無意味です
     というのも、問屋からじかに回ってきた品物や、製造元が特に指定しない限り、
     お人形には希望小売価格というものは存在しないからです。
     つまり、オープン価格です。

     お店を構えている以上、
     縁日の露天商のようにご祝儀相場を付けるわけにも行きません。
     生鮮食品のように、その日売り切らなければかえって損が大きくなるものでもないので、
     赤字を埋めるために叩き売りをする必要もありません。
     したがって、販売店が適正と思う値段がついています。
     が、悪質なお店では、あらかじめ利幅を大きく設定して、
     いかにも安く売っているかのように見せているところもあります。

     信じられないでしょうが、売価で2〜4倍、ひどいところでは7倍近くもの差があるのです。
     こういう質問は、良心的なお店では答えにくく、悪質な店にとっては思うツボ。
     あまり明確に値引率を言う店や、簡単に割引の上乗せに応じる店はかえって信用しないほうが無難です。

     きつい言い方になりますが、こんなことを聞くヒマが有ったら、
     品物をよく見て、自分の予算内で本当に気に入ったものを買うほうが、
     結果としてハズレをつかむ確率は減ります。


     (本当は、こういう二重価格の設定は公正取引委員会によって禁止されています。
     当社でもこうした悪習は早く無くしたいのですが、
     割引率をいわないと納得しないお客さんがいるのが悩みの種です)


  2. 「防虫剤は市販のもので良いんでしょ?」

    A.いいえ。
     実は通常市販のものはほとんど必要な条件を満たしていません。
     主成分の「パラジククロロベンゼン」は、強力に塗装やプラスチックを侵します。

     「人形用」と銘打たれたものですら、
     ふた昔は前のプラスチックの部品を多用したお人形にしか使えないのが現実。
     伝統的技法が見直され、それによって作られた人形が多い昨今、
     こうした防虫剤によって傷むお人形が増えてきています。
     人形製造業や販売店の団体などでテストされ、推奨されたものを使うべきです。
     確かにお値段は少し高めですが、別にお店にバックマージンが入るわけではなく、
     ちゃんと理由があってのことなのです

     また、こうした防虫剤は、数を入れすぎないことも重要です。
     「多いことはいいことだ」とばかりひとつの箱に三つも四つも入れてしまうと、
     虫害より揮発成分による薬害のほうが心配です。


  3. 「飾り付けはやってくれないの?」

    A.やってもいいんですが…
     実際、これをサービスとして売り物にしてるお店もありますし。
     
     ただ、基本的に3、5月なら「お子さんの健康を祈る」
     お盆なら「亡くなった方の魂をお迎えする」
     という呪術的な意味がありますから、ご家族の方が飾り付けをする、というのが筋かと思います。
     ここで「非科学的うんぬん」とか言い出すと、節供自体の意義にかかわりますから。
     だったら節供なんてしなくてイイ、とか言うことになりかねないですし。
     
     節句、お盆は家内の安らかな生活のために祈りを込めて行う伝統行事です。
     また、日本ならではの風流、情緒あふれる催し物ともいえます。
     どうか一つ、面倒くさいといわず、是非ご家族自身の手で飾ってあげてください。

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